編集部日記

安心&安全な付録とは?〈特典4 ふたつき鉛筆削り〉―『2〜4歳はじめてのおけいこ 特別限定版』編集部日記②

『2〜4歳はじめてのおけいこ 特別限定版』の制作秘話を、全6回で公開します。(編集部日記①「おけいこデビューには何が必要?」はこちら

今回は、「特典4 ふたつき鉛筆削り」のご紹介。


※『2〜4歳はじめてのおけいこ 特別限定版』 <2018年3月22日発売>
学研の幼児ワークの創刊1周年を記念して企画された商品。「2~4歳 はじめてのおけいこ」本誌に、発達に応じたステップで「鉛筆デビュー」をサポートする6大特典(クレヨン(3色)/あいうえおポスター/三角太えんぴつ/えんぴつ削り/えんぴつ用補助グリップ/六角えんぴつ)付きの特別セット。(価格本体660円+税)
詳細はこちら(学研の幼児ワーク公式サイト「2~4歳 はじめてのおけいこ 特別限定版」商品紹介ページへ)


 

6大特典が決まり、まず向かうのは学研内にある「製品安全課」。万が一の事故が起きないよう、商品の素材・作り・パッケージ方法までチェックし管理する部署です。
付録や教材は、企画が面白いから、便利だから、と軽い気持ちではつけられません。「安全であって当たり前」を実現するために、いろいろな条件をクリアしていかねばならないのです。

 

むき出しはNG

持っていった鉛筆削りのサンプルを見て、担当者の顔が曇りました。

製品安全課「鉛筆削りは刃物。刃物をむき出しで箱に入れるなんて、問題外!」

サンプルの鉛筆削りは本体のみで、当初はそれを箱にセットするつもりでした。箱からぽろんと出てきた鉛筆削りを、小さい子がいきなり触るかもしれないと危険性を指摘されたのです。
これを解決するために、ぴっちりとはまるふたをつけることにしました。

 

まずはおうちの方に

ふたがつけば安心、と思ったら、それだけではまだゴーサインが出ません。
製品安全課「大人の見ていないところでいじったらどうするんですか」
そこで、ふたをしめた状態で、注意書きを印刷した小袋に入れることに。袋を開けるときに注意が目に入るので、それぞれのご家庭での管理に意識を向けることができるからです。
ここまでやって、ようやくOKが出ました。

 

厚い箱・薄い箱

いよいよワークと6つの特典をセットする箱の設計に入ります。サンプルは厚いものと薄いものの2種類。箱が薄ければ、それだけかさが減って輸送しやすいとうメリットがあります。
「薄い方が、おうちのかたが店頭で購入後、持ち帰る際にも便利なのでは」…と、いったんは薄い方に意見が傾きかけました。でも、薄い箱は「鉛筆削りのふたをはずしてセットした」ものだったのです。
ふたを外しては、本来の安全性が保たれません。袋に入っているとはいえ、むき出しとそう変わらない状態になってしまう、せっかく安全性に配慮したのに、ここでぶれてはいけない…。最終的には、厚い箱にしようと決めました。

 

安心&安全もいっしょにつめたら、当初の予定よりちょっぴり箱が厚くなりました。(^-^)

 

次の記事では、「特典3 三角太えんぴつ&特典6 六角えんぴつ」の制作秘話をお伝えします。
編集部日記③ 鉛筆を正しく、楽しく持てるように…〈特典3 三角太えんぴつ&特典6 六角えんぴつ〉

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