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子どもの写真の撮り方~スマホで上手にかわいく撮るコツ9選~写真家に教わりました!

初めて何かができた時、遠くへお出かけをした日、七五三などのイベントの時、ちょっとおしゃれをした日…。わが子がすくすく育つ過程の、“かわいい”一瞬を残せたらうれしいですよね。

でも、「スマホで写真を撮るけど、できがイマイチなのよね…」「いいカメラじゃないとダメなのかしら?」と感じている方はいませんか?

実は、簡単なことに気を付けるだけで、スマホで最高に“かわいい”子どもの写真を撮ることができるんです。写真家・写真講師であり、「子ども写真の撮り方」の著者でもある椎名トモミさんに、そのコツをうかがいました。

お話/椎名トモミ

スマホで撮る写真のコツ【基礎・基本編】

1 基本は「子どもの目の高さ」で撮る

【大人の目の高さ】           【子どもの目の高さ】
 

  • 子ども写真の基本は「子どもの目の高さで撮ること」。大人の目の高さで撮ると、お顔がはっきりと写りません。しゃがんで子どもの目の高さ撮ると子どものいきいきとした表情をとらえることができます。
  • 子どもの目の高さで撮ることに慣れてきたら、背景に写るもの子どものポーズに合わせて子どもの目の高さより少し下または、少し上からも撮ってみましょう

 

2 低い位置から撮るときは、「逆さスマホ」

赤ちゃんがうつぶせしているところやお座りしているところ、お子さまが絵本を読んでいて下を向いているときなど、低い位置から撮りたい場合はスマホを逆さにしてかまえると、レンズの位置が下になり、写真が撮りやすくなります。また、高い建物を撮りたいときも活用できます。

 

3 顔や頭は画面の端に写さない

多くのスマホのレンズ(注)は、「広角」の、広く写るレンズがついています。「広角」のレンズの特徴は、レンズから近いものは実際よりも大きくレンズから遠いものが実際より小さく写る遠近感が強く出ること。特に画面の端で遠近感が強く出ますので、顔や頭は画面の端に写さないようにしましょう。
(注)一部、レンズが複数ついていて、広角のレンズ以外に望遠のレンズがついている機種もあります。

お顔が横に伸びてしまっているのがわかりますか?  端に空間をあけて撮ればお顔周りもスッキリ!

 

4 スマホをかまえる「高さ」を意識する

3 顔や頭は画面の端に写さない」で書いたように、スマホのカメラについている広角のレンズの特徴のため、スマホをかまえる高さで写真の写り方が大きく変わります。

【上からかまえる】           【下からかまえる】
 ⇒頭が大きく写る            足長小顔に写る
 

スマホを上からかまえると、頭が大きく写ります。状況によっては、赤ちゃんや子どものかわいらしさが強調されます。一方、下からかまえると、足長小顔でスタイルがよく少し大人っぽい感じの写真になります。

 

大人も一緒に撮影する場合は、下から撮影したほうがすっきりとした写りになります。

 

 カメラをまっすぐ構える

なんとなく傾いている写真は、不安定な印象をあたえます。画面の中の水平・垂直を意識してカメラをまっすぐ構えて撮ると、画面が安定します。

窓のフレームの縦や横がまっすぐになるように意識して撮影きっちりとした印象の写真になりました。なんとなくいつも写真がイマイチ、と感じるときは、カメラをまっすぐ構えることを意識するだけで印象が変わります。

 

お子様が動いているシーンであれば、意識してカメラを傾けて撮ると写真に動きが出ます

 

スマホで撮る写真のコツ【応用編】

 子ども写真におすすめの構図

撮りたい写真に合わせて、構図を変えましょう。

【日の丸構図】…人物メイン
⇒被写体を真ん中に写す構図  


日の丸構図は、お子さんのアップにとてもおすすめの構図です。
下の三分割構図の写真と比べ、より人物が引き立つ写真になります。

 

【3分割構図】…人物+背景
⇒画面の縦と横を3等分し、つないだ線の交わったところに被写体を配置する構図

同じ状況の日の丸構図と比べると、背景もしっかり写り奥行きが出ています。人物も背景もどちらも写したいときにおすすめ

3分割構図は「画面の縦と横を3等分し、つないだ線の交わったところに被写体を配置する」という構図ですが、必ずしも被写体の位置が「3分割のライン上」である必要はありません。あまり難しく考えすぎず、「被写体を真ん中から少しずらしてみる」ことを意識してみてください。

7 遠近感を生かした写真を楽しむ

顔や頭は画面の端に写さない」のところで書いた、「広角」のレンズの特徴=「遠近感が強く出る」を生かすと、面白い写真が撮れます。

 

8 あえて顔を写さず、物語のある写真に


正面の写真、アップの写真…。撮り方が同じだと、どれも似たような写真になってしまいがち。

同じ場面で、お顔が写っている写真を撮りつつ、他にも足元の写真や、手元のアップの写真引きの写真斜めの写真後ろ姿の写真など、いつもとは少し違った撮り方をすると、写真にメリハリがつきます

さまざま視点で撮った写真を使えば、ストーリー性のあるアルバムも作れます。

 

 カメラ目線や笑顔の写真を撮るコツ

カメラを向けると、子どもは緊張して、ぎこちない表情になってしまいがち。子どもの自然な笑顔を引き出すには、一緒に遊んだり会話をしたりするといいでしょう。

・まだ話せない年齢の子なら、「だっこ」や「たかいたかい」でリラックス

・会話ができる年齢なら、得意なことや好きなものについて話すと表情も柔らかに
「今日のご飯、何食べる?」「○○と△△は、どっちが好き?」など

・複数の子どもを撮るときは「一緒に声を出す」のがポイント!
掛け声を「クッキー」「たのしー」のように「いー」で終わる言葉にすると、口角も上がってにっこり。声を出すことで、目つぶり防止にもなります。

 

スマホならではの機能やアイテムを活用してステップアップ!

① 逆光が強いシーンでは、HDRモードをON

「HDRモード」とは、明暗差の大きいシーンで、「明るい所に合わせた写真」と「暗い所に合わせた写真」を2~3枚撮り、それらを合成してベストな写真にしてくれる便利な機能!

※機種によって設定方法が異なりますので、設定方法がわからない場合は、メーカーにお問い合わせください。

 

② アプリを使ってもっとかわいく!

スマホのカメラは撮影時の設定が少ないため、明るさが思い通りにならなかったり、おかしな色になったりすることがあります。失敗したと思うような写真でも、後からアプリで加工をすることでお気に入りの写真に変わることも。

椎名先生おススメの無料アプリ「Fotorは、シンプルな機能なので簡単に写真の加工ができます。

 

■「Fotor」の調整メニューの中の「明るさ」で調整

【Before】写真が全体的に暗い      【After】「明るさ」調整でぱっと明るく!
  

 

■「Fotor」の調整メニューの中の「色温度」で調整

【Before】電球でオレンジ色が強い写真  【After】「色温度」調整で白を白く
  
ご紹介した機能以外にも、不要な部分をカット(トリミング)する「クロップ」メニューや、カメラのようなボケの効果を加える「フォーカス」など、スマホ写真をワンランクアップする機能がたくさんあります。

 

③ クリップレンズを付けると、面白い写真が撮れる
  • スマホのレンズに装着して、写りを変える「クリップレンズ」

望遠になるレンズ、より広く写るレンズ、接写できるレンズなど様々な種類のクリップレンズがあります。こちらでご紹介するのは魚眼のクリップレンズ。このような面白い写真が撮れました。

普通に撮影したら画面に入りきらない大きなスカイツリーもてっぺんまで収まり、大迫力!

 

 

 

 

 

 

 

クリップレンズをスマホのレンズ部分にパチッと取りつけるだけ。

 

さいごに

子どもの成長はあっという間。スマホのカメラはいつでも持ち歩け、撮りたいときにさっと出して写真が撮れるのがいいところ。シャッターチャンスも逃しにくいです。ここではスマホで撮る子ども写真がぐっと良くなるコツをお伝えしました。

写真に残すのは子どものかわいい笑顔はもちろん、何かに夢中になっている真剣な表情、怒ってふてくされた表情、泣いている表情、疲れてぼーっとした表情など、いろんな表情があっていいと思います。

「あの時こうだったね…」と、わが子の成長を思い出すことができるような写真を、たくさん残してあげてくださいね。

 

 

 

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