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「子ども同士のトラブル」でママ友と不穏な空気に…!【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました*】

前回は、ママ友とどんなトラブルを抱えているのか、130人のママからアンケートの回答を得ました。今回は、いちばん多かった「子ども同士のトラブル」から2つの事例について、「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主催のなかさとさんに、アドバイスをいただきました。

事例1)Sさん「おもちゃを返してもらいたい」

4歳の長男は、幼稚園の年中クラスに通っている、ミニカーが大好きな子です。
昨年の入園から一緒で仲良しのKくんとトラブルが発生し、困っています。

先日、幼稚園の仲良しの親子数組で、バーベキューをした帰りのこと。近くに住むKくんママにお茶に誘われ、お宅にうかがうことになりました。
Kくんちへ遊びに行ったのははじめてで、リビングでお茶をしている間は、子ども2人で仲良く遊んでいました。

しかし家に帰ってから、子どものリュックに入れていたはずのミニカーが、1台なくなっていたことに気づいたのです。
子どもに「Kくんにミニカー貸したの?」と聞くと、「貸してないけど一緒に遊んだ」と言います。
Kくんママには電話をかけて聞きましたが、忘れ物はない様子。バーベキュー場に忘れてきたのかな? と思ったのですが…。

数日たって、またKくんママに誘われ家に遊びに行ったとき。あったんです…、うちがなくしたのと同じミニカーが。
Kくんは、「ぼくのだ」と言い張りますが、私は息子のでは? と疑っています。

Kくんママには一度、電話で聞いてしまっているため、言い出しづらいのですが…。
どうしたらいいでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス)
Kくんママにもう一度聞いてみましょう

Kくんママは、この数日の間にあなたのお子さんのミニカーを目にしていたかもしれません。しかし、同じようなオモチャがいくつもあったために「これは、自分が買った物ではない」と気がつかなかった可能性があります。おもちゃは、よほど特徴がない限りは、意外と気づきにくいものです。

ですから、Kくんママに直接確認してもいいと思います。
うまく聞くコツは、一切Kくんのミニカーには触れないこと。

改めてミニカーの特徴を伝え「もしかしたら、お邪魔した際に戸棚の隙間にでも入れてきてしまったかもしれません。万が一出てきたら、すぐ取りに伺いますね」とだけ伝えます。

こうすると、Kくんママもミニカーを返しやすくなるでしょう。

名前やマークをつけましょう

幼稚園や保育園、小学校でさえも持ち物の記名を指示されます。

子どもの持ち物はどれも似ていて、大人でさえも間違えやすいものです。どんなに小さな物でも、無くなって困る物には名前やマークを付ける習慣をつけたいですね。

事例2)Nさん「子どもが友だちに嫌いと言われ登園拒否」

Mちゃんは、娘と同じ保育園の5歳児クラスの女の子。

互いに働いているので、Mちゃんママとは連絡し合ったことはないですが、娘から聞くMちゃんの話から、「なんて優しくて、ありがたいお友だち~」と感心していて、ママに会うたびに「いつも仲良くしてくれてありがとう」と言っていました。

ところがある日、娘が「もう保育園行きたくない」と言い出しました。

「どうして?」と聞くと、「Mちゃんに、嫌いって言われたから」と。
ままごとをしていたら怒り出した、らしいのです。

連休をはさみ、なんとか娘は保育園に行ってくれたのですが…。

その後、お迎えのときにMちゃんママとばったり。なんと、Mちゃんママからの挨拶はなし! なんかモヤモヤします。どうしたらいいですか?

なかさとさんからのアドバイス)
大人な態度で会釈はしましょう

Mちゃんママが意図的に挨拶を避けているようであれば、こちらも無理に笑顔で対応する必要はありません。ただ、お迎え等で顔を会わせる際には会釈程度はしましょう

大人としての礼儀を貫くこと、そして大勢の子どもたちがいる前では娘さんのためにも、堂々と正しい対応をしてほしいと思います。

大切なことは、子ども同士の問題で大人が振り回されてはいけないということです。トラブルの正確な内容を把握しないまま、大人が右往左往するのは好ましくありません。

また、子どものトラブルにママ同士が直接関わることも避けましょう
冷静な判断をすることができず、平行線どころか状況を悪化させてしまうこともあり得るからです。

様子を見て改善しなければ、保育園の先生に相談を

小さな子どもは大ゲンカの後に、ケロリと仲良く遊び始めたりもします。

まずは様子を見つつ、問題を引きずっているようでしたら保育園の先生に相談しましょう。

―次回は、11月12日の予定。
テーマは「ママ友から癇(かん)に障ることを言われた編」です。

お話をうかがった人/なかさとさん
「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主催」
ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会など行う。一児の母。
https://mamatomo110.com

イラスト/やまぎしみゆき

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