こんにちは。学研の児童書の販売担当で2児のママのアキです。
こちらで子育ての悩みや“育児あるある”をお話しさせていただいています。
★過去の話はコチラ
食欲の秋、到来!
おいしいものは、家族みんなで楽しく味わいたいですね♪
でも、子どもが「落ち着いて食べてくれない」「食べ物の好き嫌いが多くて……」など、食事を楽しむ余裕がないというママ&パパも多いのではないでしょうか。
ちなみにわが家のハル(4歳)もマナ(2歳)も、野菜がだんだん苦手になってきました。
離乳食のころはなんでもよく食べていたのに(涙)。
みなさん、子どもの好き嫌いって、どうやって対応していますか??
▲家族で落ち着いて食事ができる日が来るのは、いつ!?
子どもの野菜嫌い、どうしたらなおせるの???
まずは、ハルとマナが苦手な野菜を思いつくままに挙げてみると……
・ピーマン(王道すぎっ!)
・ナス・ズッキーニ・ブロッコリー(味というより食感!?)
・ほうれん草(おひたしはNG。ベーコンなどと炒めるとOK)
・小松菜(なぜか炒め物にしてもNG!)
好きな野菜は、カボチャ、キュウリ、トマト、ニンジン、ジャガイモ。
モロヘイヤやオクラなどネバネバする野菜も、大好きな納豆に似ているおかげか積極的に食べてくれます。
0~1歳までは、自宅での食事の内容を連絡帳に記入して提出しなければいけなかったハル&マナの保育園。
毎日同じような食材だったり、嫌いな野菜を自宅では食べさせなかったりするのはどう見られるんだろうか、と
少々プレッシャー(?)を感じて、手を変え品を変えで、がんばっていました。
しかし、成長すればするほど、苦手な野菜を食べさせるのが大変になってきたような気がします。
わが家の好き嫌い対策
▲いろんな野菜を食べてもらおうと、あれこれ工夫してみるのですが……。
ちなみに、わたしがよく使っている手段は
①細かく刻んで好きな食べ物(肉・カレーなど)に混ぜる ←少しでも刻み方が甘いと食べてくれない。
②ご飯にかけて丼にしてしまう ←ご飯が大好きなので通じる手。
③自分で選んだドレッシングなどをかける ←「子どもに自分で選ばせる」のがポイントです♪
母の理想としては、ピーマンの肉詰めやナスの揚げびたしのような、
食材本来のカタチや食感を生かした料理も「おいしい!」と味わってほしいのです。
しかし、あまり厳しくやりすぎて、食事そのものまで嫌いになってしまうと困るので、
「こんなやり方でいいんだろうか……」と悩みながら日々過ごしているところです。
「遊び食べ」でクタクタに……。
もうひとつ、今わたしが悩んでいるのが、マナの食事に時間がかかりすぎること。
保育園ではきちんと座って食べているそうなのですが、自宅での食事タイムは
・食事スタートから5分ほど経つと、集中力が切れてウロウロスタート
・ひと口食べては歩き回り、スプーンを口に運ぶことに疲れてくると手を使って遊び食べ
・挙句の果てにはごはんにお茶を入れたり、わざとおみそ汁をこぼしたり……!!!
そのたびにわたしはイラッとする気持ちを抑えながら、スプーンを口に運んでなんとか食べさせて、
「ごちそうさま!」のころには母も子も、心身ともにクタクタになっています。
同じ2歳の女の子を持つママ友に聞いたら
「朝食も夕食もだいたい40分くらいかけて、の~~~んびり食べてるよ!」
とのことなので、この年齢ではそんなに珍しいことではないのかな……と思いつつ
少しでも、この状況がなんとかならないものか……
そこで、ママ友にいろいろと聞いてみました!
〈ママ友おすすめの食事テク〉
・ご飯をひと口サイズのおにぎりにする
・お子様ランチのような盛り付けにして気分を盛り上げる
・わたしも一緒に食卓について、話をしながら食事をする
・大好きなキャラの力を借りる(お皿やコップなど)
――ママ友に教えてもらった方法も試してみたりしたのですが、なかなか思うように食べてくれないマナ。
この状態、いつまで続くんだろう……。
と途方に暮れそうになっていたある日。新たなお母さん役“ハルママ”登場!!
最近、保育園の食事のときに、小さい子どもたちの面倒を見るようになったハルが、
マナがこぼしたごはんを拾ってくれたり、
「座ってごはんを食べようね~」とマナに注意してくれたりするようになったんです!!!
ハル、いつの間にか成長してたんだね! お母さんは嬉しいよっ!!!!!
それにしても保育園って、本当にありがたいですよね。
食事の仕方はもちろん小さい子の面倒の見方まで、ちゃんと習得させてくれるんですから。
同じ保育園に通っているのだから、2年後にはマナもハルのようになってくれる……はず!?
いつか来る“その日”を待ちわびつつ。
母はもう少しガマンしながら、日々の食事タイムをがんばって乗り越えていこうと思います。
ハルのお箸デビューは意外にスムーズ♪
一方、4歳になったハルは、少しずつお箸を使えるようになってきました。
ハルのお箸デビューは比較的早くて、2歳4か月。マナのお食い初めのときでした。
その前から大人のお箸に興味津々だったので、セールでゲットした某有名メーカーの補助箸を使ってみることにしたのです。
▲ハルの“箸デビューの日”の写真。ごはん粒を口元につけながらも、真剣に食べています!
デビュー当日は“My箸”に大興奮で、箸だけでご飯をなんとか完食!
箸を抱っこして寝ると主張して、母から叱られるほどの熱狂ぶりだったのですが……。
翌日からは、さすがに箸だけで食事を終えるということは難しく。
毎食、箸とスプーン、フォークをセットで並べて、メニューごとに食べやすいものを使うようになりました。
食器洗いは正直面倒ですが、ハルのためならガマン……否、喜んで洗います!!
最近、箸で食べられるメニューがだいぶ増えてきたので、4歳の誕生日を機に補助箸を卒業!
補助箸を使っているとふつうの箸に移行するのが難しい、と聞いていたのですが、
補助箸卒業で、そこまで手こずることはありませんでした。
今思うと、同じ時期に“えんぴつの持ち方”を教えていたのが、よかったのかもしれません。
ちなみに、以前通っていた食育講座で教えていただいたのですが、
食器にこだわることで、食を通じて感性が豊かになると言われているのだそうです。
子ども用の食器は、落としたり雑に扱っても壊れないようにプラスチックのものを使おうと思っていたのですが、
先生の話を聞いて「ものは試し!」と、子ども用に陶器のお茶碗やお皿、塗り物の汁椀を準備。
結果、ハルはお茶碗や食器を割れないように、ていねいに扱う癖ができたようですし、
料理の盛りつけやテーブルセッティングなどにも興味を持つようになってくれました。
ハルがそういうふうに育ってくれたのが、食器のおかげだけなのかどうかはわかりませんが、
お子さんに「食事に興味を持ってほしい!!」と思っていらっしゃるかたは、
一度試してみる価値はあると思いますよ♪
◆おまけ◆
絵本営業担当アキのオススメ 食べ物の絵本♪



こちらもおすすめ▼
はじめて教える、箸の持ち方【子どもとお箸トレーニング】